ソニーネットワークコミュニケーションズは、LED電球とBluetoothスピーカーを融合させたLED電球スピーカーの新モデル「LST-SE300」をAmazon.co.jpで4月30日に発売した。新たにIPX4相当の防水性能を備え、音質改善や明るさの向上など機能強化を図っている。価格はオープンプライスで、店頭価格は税別18,500円前後。
ソニーが「Life Space UX」コンセプトの製品として発売していたLED電球スピーカー「LSPX-103E26」をほぼ踏襲した形状で、大きさと重さも約61×116mm(直径×長さ)/198gで同一。スピーカーサイズは40mm径。口金のサイズはE26。
最大の特徴は、IPX4相当の防水性能を搭載した点。利用シーンが屋外や屋内の水回りにも広がり、ベランダやテラス、キャンプ場のほか、キッチンや洗面台などで使える。屋外使用時は防水ソケットが必要。同社広報によれば、「風呂場の照明器具でも、ソケットが防水対応であれば利用できる」とのことだ。
電球部の明るさは全光束520ルーメン(40W相当、従来は500ルーメン)に向上。色温度は「自然な色合い」の2,700Kに変更されている。32段階の調光と192色の調色にも対応する。
Bluetooth 4.1に準拠し、スマートフォンやタブレット、PCなどから音楽をワイヤレス再生できる。2台のLED電球スピーカーを連携させて音楽を再生できるステレオ再生機能も備えている。
コーデックはSBC、AACに加えて新たにaptXもサポート。より高音質な再生が可能になったほか、回路設計の変更により、「従来モデルに比べ高音域がよりクリアになった」としている。
消費電力はLED部分のみで6.6W、トータルでは8.6W。付属リモコンやiOS/Androidアプリ「Light Plus」からの照明オン/オフ、明るさや音量の調整が可能。NFC対応機器とのワンタッチ接続もできる。アプリを使った音楽のリズムに連動した照明カラーの自動変更、タイマー機能による電源の自動操作も行える。市販の変換アダプターと組み合わせることで、E17口金の照明器具でも使える。