お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣と梶原雄太が、きょう30日に放送されるフジテレビ系番組『直撃!シンソウ坂上』(毎週木曜21:00~)で密着を受ける。

  • キングコングの西野亮廣=フジテレビ提供

西野といえば「最終的には、ウォルト・ディズニーを倒す」などの発言で世間を騒がせ、時に炎上騒動を引き起こしてきたことで有名。しかし、現在は芸人としての活動以外に、絵本やビジネス本の出版、講演会の講師、有料オンラインサロンの運営など、さまざまなビジネスで成功を収めている。

それはなぜなのか、理由を探るべく西野にインタビューを行うため、MC・坂上忍は西野の自宅へ。30歳の時に購入したという西野のマンションは、床の貼り替えを含め全面リフォーム済みで、アンティーク家具などが取りそろえられたハイセンスながら生活感の乏しい空間だった。ここで西野は、44万部の異例の大ヒットとなり、映画化も決まった絵本『えんとつ町のプペル』を執筆。このアトリエで、ファンタジー絵本に隠された緻密なビジネス戦略を語りだす。

西野が考えているのは「次への展開」。絵本を絵本として終えるだけでなく、企画・構想段階からVR(仮想現実)で展開し、二次利用・三次利用のビジネスにつなげることを見越して全てを設定していたという。さらに、『えんとつ町のプペル』のさらなるプロジェクトを明かす。貯金を使い果たし、自身の会社を倒産させかけた計画とは。

そして番組は、西野がビジネスの中心に据えている「オンラインサロン」の秘密にも斬り込んでいく。「オンラインサロン」とは、芸能人や文化人などが運営し、会員同士の意見交換や交流会など、さまざまな活動を行う集まりのこと。西野のオンラインサロンは、現在5万人以上の会員数を誇り、数あるオンラインサロンの中で会員数1位と言われている。西野を中心とする会員たちが、どのようにビジネスを形作っているのか、秘密めいた実態が明らかになる。

さらに、芸能人とは思えないビジネス感覚を見せる西野は、かつて20%以上の視聴率を記録した『はねるのトびら』(フジテレビ系、01~12年)の中心メンバーとして華々しい活躍をしながら、テレビから離れていった本当の理由について赤裸々に語る。「テレビと距離を置きたい」と決断させたのは、さまざまな葛藤の中で西野が25歳の時に味わった大きな挫折だったという。そしてテレビを離れる決意をした西野に、絵本の執筆を後押しした超大物芸能人とは。

  • 梶原雄太=フジテレビ提供

一方、人気YouTuberとなった梶原は、18年10月にYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」を開設し、現在190万人以上のチャンネル登録者を抱える「カジサック」としても活動。自身のチャンネルに出演するゲストのキャスティングも自身で行うという梶原に、坂上がYouTubeチャンネル運営の実情をインタビューしていると、梶原は最近世間を騒がせたある芸能人のYouTubeデビューにアドバイスしていた事実を初告白する。

「YouTubeを始めてから1日も休みがない」というが、「今が一番楽しい」と語る梶原の現在とは。

絵本作家という活動を中心にさまざまなビジネスを手掛ける西野と、YouTuberとして活躍する梶原。全く違う道を歩んでいるように見える2人だが、実はデビュー以来20年にわたり、ずっと漫才の舞台に立ち続けている。そんな彼らに、坂上が「キングコングとしての夢は?」という質問をぶつけると、意外な答えが返ってくる。

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