お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が29日、所属事務所・吉本興業の公式サイトを通じ、23日深夜に放送されたラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)での発言を謝罪した。
吉本興業は、「当社としても、現下の新型コロナ禍で仕事に対する不安を覚えている方々に不快な思いをさせてしまう不適切な発言と考えており、本人と面談致しましたが、岡村自身発言を深く反省しております」と報告。
「4月30日(木)の次回放送にて改めて本人より謝罪させていただく予定」としつつ、「放送に先立ち本ウエブサイトにて以下のとおりコメントを掲載させていただきます」と経緯を説明した。
岡村は、「この度は4月23日(木)『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』の放送における私の発言により不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「世の中の状況を考えず、また苦しい立場におられる方に対して大変不適切な発言だったと深く反省しております」と自身の非を認めた。
新型コロナウイルス終息後、収入が減った女性が風俗業に就く可能性があるなどと発言し、批判が噴出した今回の騒動。ニッポン放送は27日、番組公式サイトで、「パーソナリティの岡村隆史氏から、現在のコロナ禍に対する認識の不足による発言、また、女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言がございました。放送をお聴きになって不快に感じられた皆様、関係の皆様にお詫び申し上げます。弊社番組に関わる全ての制作スタッフには、迅速に、より一層の教育を図ってまいります」と謝罪コメントを発表してた。