PayPayは4月28日、登録者数が2020年4月22日に2,800万人を突破したと発表した。今後の取り組みでは、アプリ内で別アプリを使える「ミニアプリ」機能を拡充しつつ、2020年度は金融サービスに注力していくという。

  • 2020年5月には、Uber Eatsの支払いにPayPayが使えるようになる

PayPayは2020年4月26日現在で加盟店数が220万カ所を超え、毎月の決済回数は2019年12月以降、1億回/月以上で推移しているという。今後は「決済」機能をベースに、パートナー企業が提供するサービスの予約や商品の注文、支払いなどがPayPayアプリ内で利用できる「ミニアプリ」機能を拡充する。特に、金融機関や金融商品を取り扱う企業と連携しながら、連携先を自社グループに限らないマルチパートナー戦略を進めていくとした。

ミニアプリ機能ではこのほか、PayPayアプリ内の飲食店ページから事前に注文し、店舗で商品を受け取れる事前注文サービスを開始する予定。2020年6月以降には、ミニアプリに料理デリバリーサービス「Uber Eats」を追加し、PayPayアプリ内からデリバリーサービスが利用可能になる予定だ。

これに先駆け、エリアに応じて順次、Uber Eatsの支払いにPayPayが利用できるようになる。5月4日から大阪府と京都府で始まり、5月8日からは東京都、千葉県、埼玉県を除く全てのサービス提供エリアで対応する。東京都、千葉県、埼玉県では5月15日から利用可能になる予定。Uber Eatsの支払いは、「PayPay」の利用特典である「PayPayステップ」の対象となる。