その炎に気持ちを乗せて「黄金炒飯」

ーー産前のママ向けにという「黄金炒飯」ですが、どのような料理なんでしょうか?

政治さん
1人目の里稔(りねん)が生まれる直前、自宅でasacoとふたりでいた時に陣痛が始まりました。無意識に何か食べさせないと……と、とっさに作ったのが、卵だけのシンプル炒飯です。シンプルにおいしいので、夫婦の間で「黄金炒飯」と呼ぶようになりました。強火で手早く炒めきれば初心者でもおいしく作れます。その炎に気持ちをのせましょう(笑)!

ーー卵とご飯、ネギさえあればできるシンプルな炒飯ならば、料理初心者のパパでもハードルが低いはず!asacoさんの陣痛時に作るなんてスゴイですね。

asacoさん
勢いよく上がる炎とともに猛烈にフライパンを振る彼の姿を、陣痛で苦しみながらも二度見してしまいました。容器に入れて産院に持参した炒飯は、本陣痛待ちの間に食べたんですが、出産の不安でいっぱいの中、黄金炒飯を食べながら、政治くんのやさしさを噛み締めましたね。