NHKは27日、打ち合わせやリハーサル、本番収録も、直接会わずに行う“テレワークドラマ”の制作を発表。5月上旬に3作品放送する。
新型コロナウイルスの影響により、多くのドラマも当面の収録を見合わせているが、「こんな状況だからこそ、ホッとできる時間をドラマでお届けしたい!」との思いで“テレワークドラマ”を制作。不安が募る毎日だからこそ、ほっこりしたり、じんわりしたり、腹を抱えて笑ったり・・・そんなドラマを届ける。
第1夜『心はホノルル、彼にはピーナツバター』(総合 5月4日23:40~24:10)は、満島真之介、前田亜季が出演、第2夜『さよならMyWay!!!』(総合 5月5日23:15~23:45)は小日向文世、竹下景子が出演、第3夜『転・コウ・生』(総合 5月8日23:40~24:10)は柴咲コウ、ムロツヨシ、高橋一生が出演する。
第3夜 『転・コウ・生』の脚本を担当する森下佳子氏は、「非常時においてのアートやエンタテイメントの役割の一つは心のワクチンであることだと思ってます。こんな中でもドラマを作ることに携われる、そんな幸運に恵まれましたからには、笑ったり、ほっこりできたり、少し優しい気持ちになれたり……そんなドラマにしたいなぁと思っております。お楽しみいただければ幸甚です。よろしくお願いします」とコメント。
主演の柴咲は「最近、実は思考そのものが自分の認識する世界を作っているんじゃないか。無意識のような私たちの『想い』が、この世界を作り上げているんじゃないか。そんなことを考えるのです。想像すること、そして『何を想像するのか』がとても大切なのだと。相手を想うことから展開してゆくこのストーリー。演者である我々の珍妙なやりとりと、垣間見える私生活をお楽しみください」とメッセージを寄せた。
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