お笑いコンビ・アンガールズが、25日に放送されたラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ/毎週土曜9:00~13:00)にゲスト出演し、現所属事務所・ワタナベエンターテインメントのオーディションに落とされた過去を明かした。
大学のインカレサークルで知り合った、田中卓志と山根良顕。しかし当初は、それぞれ別のお笑いコンビを組んで活動しており、田中は「どこ(の事務所)にも入れずに、ネタ見せだけ通ってた」と振り返った。
その後、どちらのコンビも1年ほどで解散。田中は「どっちも解散したときに『しょうがない。似たような奴と組むしかない』と思って山根と組んで。ワタナベのネタ見せに行ったら、今までどんなネタをやっても『ちょっとダメだね』くらいしか言ってくれなかった作家陣が、行った時点で『えぇ!? 君たちどこで出会ったの!?』って(笑)。急に食いついて来たんですよ」と述懐した。
さらに田中は、「ネタも、何やってもウケるくらいの感じになって。『これは受かるかな』と思ったら、ワタナベの作家陣に『でもね~、事務所のカラーがあるんだよ』って言われて」と説明した。
当時のワタナベエンターテインメントは、ポップでおしゃれな芸人を売り出していたとのことで、田中は「そのとき、初めて“事務所のカラー”があることに気づいた」と回顧した。
「でも、ボキャブラブームとかを見て、お笑いに憧れてはじめたところもあるから。ネプチューンさんがいるところがいいなと思って、もう1回だけワタナベのネタ見せに行って、ダメだったら他の事務所探ってみようって」と続け、「そしたら、その月から『事務所の方針が変わりました、いろんな人を取ることにしました』ってなって」と振り返った田中。
「俺らと、ハリウッドザコシショウがいた元コンビのG★MENSの2組が合格したんですよ」と述べ、「だからその後に、サンシャイン池崎とかあばれる君とかがいられるのは、俺たちのおかげなんですよ(笑)」と話していた。