女優の長澤まさみが主演するフジテレビ系ドラマ『コンフィデンスマンJP』の第3話が、きょう27日(21:00~)に再放送される。

  • 長澤まさみ(左)と石黒賢=フジテレビ提供

コンフィデンスマン(=信用詐欺師)のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、新たなターゲットとして高名な美術評論家・善三(石黒賢)に狙いを定める。

貧しい家庭に生まれ育った城ケ崎。画家だった父は、才能に恵まれなかったものの気位だけは高かったため、母と共に苦労してきたという。美術評論家になったのも、父のような画家に引導を渡すためだった。

独学で古今東西のあらゆる芸術作品を学んだ城ケ崎は、バブル崩壊後に行方不明になっていたいくつかの名画を発掘して名をはせ、今では美術品を鑑定する冠番組まで持っていた。しかしその本性は、女癖が悪い上に、持ち込まれた美術品の真贋を偽って安く買い上げ、裏社会の顧客に密かに売却して大儲けしている欲と金にまみれた男だった。

ダー子は、中国人バイヤーに化けて城ケ崎のオークションハウスに潜入し、金に糸目をつけずに大量の作品を買い上げることで彼の信頼を得る。さらにダー子は、旧知の贋作画家で、あらゆる時代の有名画家のタッチを知り尽くしているという伴友則(でんでん)に、ピカソの“まだ世に知られていない作品”の制作を依頼するが…。

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