タレントの中山秀征が、26日に放送された日本テレビ系情報番組『シューイチ』(毎週日曜7:30~10:25)で、新型コロナウイルスによる肺炎のため23日に亡くなった女優の岡江久美子さんを偲んだ。
番組内で改めて訃報が伝えられると、中山は「また一人、大切な方がこういった形でお亡くなりになってしまいました。このニュースをお伝えするのが本当に残念でなりません」とショックを隠しきれない様子。
「岡江さんとは、かつて『ポカポカ地球家族』(テレビ朝日系/02~07)というレギュラー番組で一緒に司会をさせていただきました」と振り返り、「岡江さんは当時『はなまるマーケット』(TBS系/96~14)もやっていらっしゃって、非常に忙しい時だったんですけど、現場から現場の移動も歩いて来られるというくらい、健康に気をつかっていらっしゃった。お食事もお酒も何度もご一緒させていただいたんですけども、本当にきっぷがいい方で」「いまだに信じられないですし、何がなんだか本当に理解に苦しみます」と吐露した。
「なんでなんだろう。63歳という若さで。ご家族も信じがたいのは当然だと思います。なんでこんな良い人がこんな目にあわなければならないのか」と悔しさをにじませる中山。「あの笑顔と楽しい雰囲気と、(大和田)獏さんとの仲睦まじいエピソードも随分うかがいました。『それぞれ向かってる先だったらいいの』『あまりベタベタしないの、うちは』とおっしゃっていた。その夫婦の距離感も憧れの夫婦像、家族像でした」「大先輩で憧れのご家庭。お嬢さんも立派に育って、お孫さんまで誕生して。まさにこれから、家族の新たなスタートに差し掛かったところだったにも関わらず、非常に無念だったと思います」と追悼し、「謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。