北海道函館市の老舗洋食店「五島軒」の全面ラッピング広告を掲出した路面電車が、4月下旬から函館市電で運行開始する。
ラッピング電車は函館市電の車両1両を使用し、「五島軒」のコーポレートカラーであるこげ茶色を基調に、帯や「GOTOKEN」の文字、「五島軒」本店のイラストなどを金色であしらったデザインに。号車を表す車体前面の数字「723」も金色で装飾するなど、老舗にふさわしい落ち着いた品格を醸し出す。
Twitter公式アカウント(@gotokenhanbai)にて写真を公開したところ、4月26日時点で1,000以上の「いいね」が付くなど話題となった。「五島軒」の担当者は、「ラッピング車両の運行は以前から希望していたが、今年2月に枠が空いたためようやく実現できた。商品の販促ではなく五島軒としてのブランディングを考えてこのデザインになった。函館の風景に溶け込むことも意識した」とコメントを寄せている。