VAIOは4月23日、法人向けにテレワークや在宅勤務を支援する同社の取り組みをまとめた特設サイトを公開した。
取り組みの1つが短納期モデルの提供。企業で需要が急速に高まっているテレワークや在宅勤務向けに、注文から最短3営業日で出荷する短納期のノートPC2機種を販売している。長野県安曇野市のVAIO本社工場から直接出荷されるもので、スペック固定・在庫限りの提供となる。
ラインナップは12.5型ノートPC「VAIO Pro PJ VJPJ118」と、13.3型ノートPC「VAIO Pro PG VJPJ118」の2モデル。画面サイズを除く主な仕様はほぼ共通で、解像度が1,920×1,080ドットのフルHD、OSがWindows 10 Pro、プロセッサがIntel Core i5、メモリが8GB、ストレージが256GB SSDなど。いずれもLTE搭載で指紋認証、TPMに対応する。Officeは非搭載。プロセッサはVAIO Pro PJがIntel Core i5-8265U、VAIO Pro PGがIntel Core i5-8250Uだ。
もう1つの取り組みが、データを遠隔消去できるクラウドサービス「TRUST DELETE Biz for VAIO PC」の無償提供。2017年9月以降発表のVAIO PCを利用している法人ユーザー向けのもので、データの遠隔削除に加え、リモートロックや、GPSによる位置情報追跡機能なども備える。申請式だが、2020年5月31日までの期間限定で、同サービスのフル機能を利用できる。
申し込み期限は2020年5月22日まで。2020年5月25日午前中までに有償サービスを注文した場合は、2020年6月以降も同じアカウント情報で継続利用できる。