PFUは4月23日から、新型コロナウイルスの拡大や政府の緊急事態宣言に関連して、企業のテレワークをサポートする「ScanSnap×テレワーク支援プロジェクト」を開始した。テレワークを実施中の企業、またはテレワークを検討している企業に対して、PFUのドキュメントスキャナ「ScanSnap iX1500」をモニター提供する。
応募は企業の「チーム」単位となり、20チームに計100台のScanSnap iX1500を提供。1チームあたり5台、そして1台のScanSnap iX1500に対して4名までのライセンスを付与する。応募期間は2020年4月23日~同年5月7日。採用チームには5月15日までに連絡される。
ScanSnap iX1500の導入後は、その結果とテレワーク環境の業務状況に関するヒアリング、およびチームメンバー全員のアンケート回答が必要。応募方法などの詳細は、PFUのWebサイト『新型コロナウイルス対策支援「ScanSnap×テレワーク支援プロジェクト」を開始』と、応募フォームを参照のこと。
ScanSnap iX1500は、1分間にA4書類×30枚を読み取れるドキュメントスキャナ(両面読み取り対応)。別売のA3キャリアシートを使うことで、A3用紙のスキャンにも対応する。スキャン後のデータはOCR処理によって、文字部分をテキストデータに変換可能。クラウドサービスへのアップロード、共有機能もある(Googleドライブ、Evernote、Dropboxなど)。
アドビシステムズが実施したテレワークに関するアンケートによると、テレワークの課題として「紙の扱い」が多く寄せられた。例としては、「会社に保管してある紙の書類を確認できない(39.6%)」、「自宅にプリンタやスキャナがない(36.2%)」などがある。PFUはこの結果も参考に、「ScanSnap iX1500で書類をデータ化して社内サーバーやクラウドサービスに保存しておけば、社でも自宅でもアクセスでき、よりスムーズなテレワークが実現できる」としている。