日立製作所は4月22日、新型コロナウイルス感染拡大対策として、新規に年間導入契約を締結いただいた顧客を対象に、最大1000ユーザーまで、中小企業のテレワーク環境の容易な立ち上げを支援する「かんたんPrivate DaaS支援パック」を最大半年間、無償で提供すると発表した。
「かんたんPrivate DaaS」は、ユーザーが指定したデータセンターに日立資産のサーバを設置し、ユーザーごとに専用の仮想デスクトップ環境を提供するVDIシステムの構築や運用支援を日立が行うことで、セキュアで安定したプライベート型のDaaS環境を月額料金で利用できるサービス。
あわせて、今回の緊急対策のみならず中長期的なBCP対策も視野に入れ、テレワーク環境の導入を検討する中小企業向けに、「かんたんPrivate DaaS」に柔軟な課金メニューを追加するとともに、ストレージ新製品を投入するなどプラットフォームの強化を図る。
具体的には、「かんたんPrivate DaaS」を従来の複数年契約から1年単位で更新可能な契約体系にするとともに、月額定額課金だけでなく、リソース(サーバ数、仮想マシン数、コア数)ごとの使用量分に応じて課金する柔軟なメニューも追加する。
また、対応プラットフォームとして、NVM Express 6対応ミッドレンジストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform E990」、ソフトウェア デファインド ストレージ「Hitachi Elastic Storage」も追加する。