東武鉄道は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の必要性と鉄道利用の需要減を考慮し、4月25日から当分の間、一部の特急列車の運転を取りやめる。日中時間帯を中心として、観光を主目的に設定した特急列車の一部を運休とする。
日光線系統は特急スペーシア「けごん」「きぬ」をはじめ、特急「きりふり」「スカイツリーライナー」などを対象に、平日は上下計61本のうち15本、土休日も上下計67本のうち22本を運休とする。伊勢崎線系統の特急「りょうもう」は平日・土休日ともに上下計53本のうち16本を運休する。
これらの列車以外は通常通り運行。運休となる列車の特急券は手数料なしで払戻しを行う。運行再開時期については事態の推移を見ながら決定し、改めて発表する。