新型コロナウイルスに感染し入院中だったテレビ朝日の富川悠太アナウンサーが、2度のPCR検査で陰性となったため、21日に退院したことが同日、明らかになった。メインキャスター(月~木曜担当)を務める同局系ニュース番組『報道ステーション』(毎週月~金曜21:54~)で発表された。

テレビ朝日

富川アナの代役を務めている小木逸平アナが、「新型コロナウイルスに感染し、入院治療を続けていました富川悠太アナウンサーですが、2度のPCR検査で陰性となりまして、病状も安定しているため、今日退院しました」と報告。「今後は一定期間、自宅で療養を続けます」と伝えた。

富川アナは、今月3日と4日、朝に検温したところ、38℃の発熱があったが、両日ともその後すぐに熱が下がったという。だが、7日には『報道ステーション』の本番中に痰がからむ症状があり、8日ごろから息切れを感じるように。9日、体温は平熱だったが、階段を上ったり早歩きすると息苦しさを感じ、10日の朝も同じ症状が続いたため、都内の病院に入院。肺炎の症状があったため、11日にPCR検査を受けて陽性と判定された。

『報道ステーション』では富川アナのほか、15日にチーフプロデューサーと制作スタッフの感染が判明。19日には30代の契約スタッフの感染も発表された。