シチズン時計の「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」は、アナログ針の動きでさまざまな動作や通知を行うスマートウォッチ。スマートフォンとはBluetoothでつながる。IoTプラットフォーム「Riiiver」を用意し、ユーザーが独自の連携アプリを制作、公開できるのも大きな特徴だ。
そのEco-Drive Riiiverに、新しい機能が加わった。スマートリモコン「Nature Remo」とコミュニケーションロボットの「BOCCO」と連携するようになり、サービスが拡充されている。
スマートリモコン「Nature Remo」は、家電製品の赤外線リモコンを学習して、スマートフォンアプリから家電を操作できるようにする機器(アプリ - Nature Remo - 家電製品という経路)。今回、Eco-Drive Riiiverのボタン操作によって、遠隔からNature Remoに接続して、Nature Remoにリモコン登録した家電製品をコントロールできるようになった。例えば、帰宅中にEco-Drive Riiiverのボタンを押すと自宅のエアコンが動いて、家に着いたらすでに涼しく(温かく)なっている――といった使い方だ。
もうひとつのコミュニケーションロボット「BOCCO」は、いわゆる見守りロボット。自宅で留守番している子どもや、離れて暮らす両親と音声メッセージでやりとりできる。Eco-Drive Riiiverと連携すると、Eco-Drive Riiiverのボタンを押してBOCCOに指令を出し、あらかじめ設定しておいた言葉を発声させたり、天気予報サービスに接続して天気を話させたり、といった動作が可能になった。