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【この記事のエキスパート】
暮らしスタイリスト・料理家:河野 真希
料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。
流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。
栓抜きはビンのフタを開けるためのアイテム。この記事では、選び方とおすすめ商品をご紹介します。持ち運びに便利なキーホルダータイプ、缶切り・ワインオープナーとしても使える多機能タイプ、ずっと使えるおしゃれなデザインも! ぜひ参考にしてください。
栓抜きの選び方
栓抜きにはさまざまな形状・タイプのものがあります。選ぶ際のポイントは下記。
【1】種類
【2】デザイン
【3】収納のしやすさ
これらをおさえて、自分が使いやすい栓抜きを選びましょう。一つずつ解説していきます。
【1】種類で選ぶ
ここでは、栓抜きの種類を大きく5つに分けてそれぞれの特徴を説明したいと思います。
栓抜きと聞くと多くの人がイメージするような定番のタイプや、持ち運びに便利なキーホルダータイプ、固定して使うタイプのものなど種類はさまざまです。
栓が抜きやすい「定番タイプ」
長い柄の先に、円形の栓抜きがついているオーソドックスな定番タイプです。てこの原理を使って、少しの力でも栓が開けられるように設計されています。むだがなくスリムなデザインなので収納がしやすいです。
価格も安いので、とりあえず栓が開けられるものをひとつ家に常備しておきたいという方にはおすすめです。
アウトドアで活躍!「キーホルダータイプ」
栓抜きにリングやナスカンがついていて、キーホルダーとしてかばんや保冷バッグに取り付けられるタイプです。なんといっても携帯するのに便利なので、BBQやキャンプなどのアウトドアのときに活躍します。また、瓶に入ったドリンクが充実している海外への旅行の際にも、ひとつ持っていると役立ちますよ。
また、携帯用に購入を考えている方は、サイズや重さもチェックするといいでしょう。なお、飛行機での移動の際は機内に持ち込めない場合があるので、預け入れ荷物のなかに入れておくことを忘れずに。
いろんな機能がひとつになった「多機能タイプ」
栓抜き以外に、ワインオープナーや缶切りなどもできる多機能タイプもチェックしましょう。ひとつあれば、いろんなものを開けられるので便利ですし、すっきり収納することができます。
また、アウトドアシーンでも重宝します。コンビニで買ったワインがコルク栓だった……なんてときでも、このタイプであれば問題ありませんよ!
インテリアとしても使える「置物タイプ」
動物や乗りものなどをモチーフにした栓抜きで、インテリアとしても使うことができる置物タイプです。インテリアとして飾っておくことができるので、使いたいときに探す手間もかからず便利です。
いろいろなデザインのものが販売されていますので、お部屋のテイストに合わせて選びましょう。
カンタンに栓抜きができる「ワンタッチタイプ」
ワンタッチタイプは、文字どおりワンタッチで栓が抜ける機能性の高い栓抜きです。栓の上から筒状の栓抜きをかぶせてプッシュするだけ。軽い力で使えるので、握力に自信がない方におすすめです。たくさん栓を開けるパーティーなどでも活躍します。
抜いた栓は折れ曲がったりキズがついたりしにくいので、栓を集めているコレクターの方もワンタッチタイプを使うといいかもしれません。
冷蔵庫・壁に取りつけられる「固定タイプ」
冷蔵庫や壁にマグネットで貼りつけたり、ネジやビスを使って固定して使うタイプです。栓抜きではなくビンを動かして開けます。そのため片手で栓を抜くことが可能。また、どこにいったんだろうと探し回ることもありません。
おしゃれなデザインも多いので、デザイン性を重視したい方にはおすすめ。ただし、ネジやビスで固定した場合はかんたんに移動ができないので、どこに設置したらいいのかをよく考えてからつけるようにしましょう。
【2】デザインで選ぶ
最近は、栓抜きとは思えないデザイン性の高いものが登場しています。人間や動物などをモチーフにしたユニークなものもあって、ユーモアのある贈りものを探している方にもおすすめ。素材も金属・木材・ラバーなどさまざまです。
また、カラーバリエーションがあるシリーズであれば、キッチンやお部屋のイメージに合わせて選ぶのもひとつの手です。
【3】収納のしやすさで選ぶ
キッチンアイテムのなかでも必要なときに見つからない、失くしやすいもののひとつが栓抜きですよね。
よく失くしてしまうという方は、フックがついていて引っ掛けて収納できるタイプのものや、穴があいていて紐を通すことができるものを選ぶといいでしょう。もしくは、置物タイプの栓抜きを選べば、収納という概念がないため、どこにあるか探さなくてすみます。
一方で、コンパクトに収納したいという方には、折りたたみができるものがおすすめです。
いざというときに困らないように、ご家庭にひとつ置いておきましょう
【エキスパートのコメント】
最近は使われる機会が少なくなっている栓抜き。とはいえ、必要なときに手元に用意がないと困ってしまいます。
栓抜きといっても、昔ながらのものから、持ち運びやすいキーホルダータイプまでさまざまな商品があります。使いやすさや収納のしやすさ、またどんな場面で使うのかを考えながら選び、ご家庭にひとつ置いておきましょう。