マイナビウエディング(マイナビ運営)は4月20日、「新型コロナウイルス感染拡大による結婚式への影響調査」の結果を発表した。調査日は2020年4月8日、調査対象は結婚式実施のために式場探しを検討している20~40歳の個人で、有効回答は370人。
「式を挙げてよいか」・「予定通り式を行えるのか」が5割超
結婚式を行う日どりはいつ頃を予定しているか尋ねたところ、「1年後・それ以上」が28.1%で最多。次いで「未定」が26.2%、「6カ月後」が11.9%と続いた。「新型コロナウイルスが落ち着いたころ」や「先行きが不透明」という人もおり、新型コロナウイルスが時期の検討に影響していることが浮き彫りになった。
結婚式場探し(見学)を始める時期を聞くと、「今すでにしている」が24.6%、「これから始める予定」が50.4%となった。選択理由では、39.7%が「新型コロナウイルスの影響」を挙げた一方、一部では「結婚式の準備期間も考慮し状況次第ですぐ見学したい」という声もみられた。
結婚式を挙げることに関して気になっていることを問うと、「この情勢下で式を挙げて良いか不安」が52.4%、「予定通り式を行えるか不安」が50.5%と、ウイルスの影響で不安を感じている人が5割を超えた。また、実施にあたって「感染リスクが低い会場の選び方が知りたい」(24.9%)、「ゲストが安心できる対策について知りたい」(23.2%)という声も多かった。
結婚式の準備期間が長くなることについては、74.9%が「メリットである」と回答。その理由としては、「準備に余裕が持てるから」が62.4%、「情報収集がたくさんできるから」が28.6%など、準備や情報収集の時間に余裕が持てるというポジティブな意見が目立った。