陸上自衛隊の活動に関する理解を深めるためのコンテンツを日々投稿している「陸上自衛隊」公式アカウント(@JGSDF_pr)。公開した「自衛隊式感染症予防法」の動画に反響が寄せられていました。

今回の記事では、コロナ関連の事案に実際に派遣されたという隊員が教える、自衛隊式の「手洗い方法」を紹介します。文面だけで分かりづらい場合は、ぜひ動画でも確認してみてください。

手順

・水で手を濡らし、石鹸を手に取ります。

・石鹸をよく泡立て、手のひらをこすり合わせます。

・手の甲を、反対側の手のひらで洗います。

・指先を、反対側の手のひらでこすります。

  • 指先は洗い忘れがちな箇所 ※筆者撮影

・指の間を念入りに洗います。

・親指を、ねじりながら反対側の手で洗います。

・手首をねじりながら洗います。

  • 手首を洗うためには時計などを外しておいたほうが良い ※筆者撮影

・流水で、石鹸と汚れを洗い流していきます。

・タオルやハンカチなどで水分を拭き取ります。

動画内では言及されていませんでしたが、特に読者からの注目を集めたのが、「水道の蛇口には手先で触れず、肘や手の側面で操作する」点。「水を出す時、蛇口を手で触れない事は気が付かなかった」「蛇口の触れ方も重要なのですね」と改めて気づきを得た人からのコメントが数多く寄せられていました。

筆者も実際にためしてみました。時間はかかるかもしれませんが、なかなか洗うことがない指先や手首もしっかりと清潔に保つことができそうです。

基本的な感染予防法のひとつでありながら、ついついおざなりになりがちな手洗い。これを機会に、あらためて手順やポイントを確認しておきましょう。