新型コロナウイルス感染症が蔓延していて、不安な毎日ですね。発熱を含めて、ちょっとした体調の変化が気になっている人もいるのではないでしょうか。「この咳は新型コロナウイルスの可能性があるのか」「病院に行くべき症状なのか」といった悩みがあるとき、LINEで医師に相談できるサービスがあります。それが「LINEヘルスケア」です。
LINEヘルスケアは、有償で医師への健康相談ができるサービスですが、現在(2020年4月9日執筆時点)は無料で提供されています(無償提供の終了期間は未定)。
不要な外出を控えるための施策として経済産業省が実施している「健康相談窓口」に認定されていることからも、信頼度が高いサービスです。また、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」アカウントでも「スマホでお医者さん相談」としてLINEヘルスケアが使われています。
診療科目は、内科・小児科・産婦人科・整形外科・皮膚科・耳鼻咽喉科で、新型コロナウイルス以外の健康相談にも対応。診療時間は24時間、土日も受け付けてくれるのはありがたいですね。
流れは、相談したい医師を選び、「いますぐ相談」と「あとから回答」の2種類の相談方法から選択します。「いますぐ相談」はチャット形式ですぐに相談するタイプ(1回30分)。「あとから回答」はテキストメッセージで状況を詳しく伝え、回答をもらいます(1000文字まで)。「いますぐ相談」は相談の予約も可能です。
それでは、LINEヘルスケアの使い方を説明します。
LINEヘルスケアで健康相談をする
LINEヘルスケアは、LINEの「サービス」のひとつ。公式アカウントと友だちになって利用します。あらかじめ「健康記録」を登録しておくと、医師がその内容を診療に利用しますが、匿名でも相談できます。
まずは、LINEのホームから「すべて見る」をタップ。「サービス一覧」から「LINEヘルスケア」を選びます。友だちに追加するとトークからメニューを選択できます。利用規約などをすべて確認し、「はじめる」をタップしましょう。あとは医師や診療科を選択して相談してください。
LINEヘルスケアを呼び出しやすくする
引き続きLINEヘルスケアを利用する場合は、ホーム画面に固定して表示させましょう。すると、いちいち「サービス」の「すべて見る」から選択しないでも済むようになります。