フジテレビ系特番『追跡ドキュメントバラエティ シンジジツ』(19日20:00~21:54)では、新型コロナウイルスで日本の対応が世界から注目された、豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号の知られざる事実を、再現ドラマ化する。
番組では、乗船者、クルー、そして政府関係者、医療関係者らが明かす新証言を元に、政府、厚労省や神奈川県などの行政、自衛隊、医療関係者の対応を中心に、崩れ去った政府の楽観論、翻ろうされ続けた対応、それでも懸命に命を救おうとした人たちなど、下船までの悪夢の33日間を再現ドラマ化。
VTRを見た加藤は「政府のトップはどこかズレていないか?対応に熱がこもっていない。失敗したなら失敗を認めて、申し訳なかった、今後こうするからみんなでこのウイルスとの闘いを乗り越えよう、と、なぜ熱い思いで国民に語れないのか?」と熱弁。
ゲストの伊集院光、アンミカ、トラウデン直美も、今回初めて明らかになるクルーズ船への政府、行政の対応の舞台裏に驚きを隠せない。
伊集院は「この船で起きたことは、今の日本で起きていることと同じではないか? 政府の対応含めて、クルーズ船で起きたことをしっかりと検証して、今に生かす必要がある。それを今、我々はできているのか? 我々も最初は心のどこかで楽観視していたのではないか?」と語る。
収録を終えた加藤は「あの時、クルーズ船の内部で何が起こっていたか、政府、行政がどう動いていたかを知ることは、日本人にとってとても大切なことです。僕も今回、初めて知ったことがたくさんあり、驚きました。しっかり見ていただいて、一緒に考えてほしいと思います。これから続く新型コロナウイルスとの闘いを、みんなで乗り越えていきましょう」と語っている。
この日の放送ではほかにも、消費税が10%にアップして再び動き出した“金の密輸”を特集。密輸のからくりを解き明かす独自映像を入手し、博多7億円金塊窃盗事件の背景にも“金の密輸”があったと主張する主犯格の男を直撃する。
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