学情は4月16日、「20代の転職希望者の意向調査」を発表した。調査は4月6~12日、20代専門転職サイト「Re就活」サイト来訪者527人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「転職をする際に魅力を感じる業界」について尋ねると、「IT・通信・インターネット」(37.8%)でトップになっている。そして、2020年1月に「Re就活」の新規会員登録者に実施した調査では、「IT・通信・インターネット」(10.1%)となっており、約3.7倍の増加となる。
そして、「転職をする際に魅力に感じる職種」について聞くと、「企画・事務・管理系」がトップ、次いで「ITエンジニア系」という結果だった。また1月度との比較では、「企画・事務・管理系」、「ITエンジニア系」が増加し、「営業系」や「販売・サービス系」、「専門サービス系」の職種希望が減少している。
同社によると、テレワークが推奨され、経済活動の鈍化が懸念される環境下で、自身の市場価値を高めることを目的とした転職活動が増えていることが見受けられるという。