JR北海道は新型コロナウイルス感染症の影響で実施している一部列車の運転取りやめに関して、5月末まで継続すると発表した。観光列車も一部の運転を取りやめるほか、快速「エアポート」は5月16日から一部運休とする。

  • 快速「エアポート」

特急列車は5月6日までとしていた減便・減車と編成変更を5月31日まで継続。「ライラック」「カムイ」10本、「すずらん」4本、「北斗」4本、「とかち」4本の減便が継続される。「とかち」は5月16日からさらに2本を追加し、計6本を減便する。「北斗」の減車も継続するほか、「おおぞら」は5月16日から4号車を指定席から自由席に変更し、4・5号車の2両を自由席とする。

旭川~音威子府間・音威子府~稚内間で5月8日から6月7日まで運行予定だった観光列車「花たび そうや」はすべて運転取りやめに。釧路~塘路間を走る「くしろ湿原ノロッコ号」は、4月29日から5月10日まで運転を取りやめる。

新千歳空港駅発着の快速「エアポート」は、5月16日から上下各8本、計16本を運休する。特急「とかち」も5月16日から運休を2本増やす。