アスマークは4月15日、新型コロナウイルスに関する調査レポートとして、「(緊急事態宣言後初の)土日の過ごし方」と「GWの予定」に関する調査結果を発表した。調査期間は2020年4月14~15日、調査対象は首都圏(1都3県)居住者で、有効回答は500人。
土日の過ごし方、「だらだらしていた」が最多
緊急事態宣言後初の土日となった4月11日・12日にどう過ごしたか尋ねたところ、全体では「だらだらしていた」が最も多く41.2%。次いで「動画配信サイトで映画やドラマ・アニメなどをみた」が24.0%、「撮りためた映画やドラマ・アニメなどをみた」が22.8%、「ゲーム」が18.8%と続いた。
年代別にみると、20~30代は動画配信サイトでの視聴(26.0%~36.0%)が多かった一方、レンタルでの視聴(2.0%~6.0%)は少なかった。また、50~60代は自宅でだらだらしている人(26.0%~32.0%)は少なく、ジョギングやウォーキングで汗を流した人(22.0%~24.0%)が多かった。
ゴールデンウィーク(GW)の行動への影響を確認するため、予定変更状況を聞くと、「もともと予定はない」が70.6%と大半を占めた。一方、「予定を変更した」は15.4%、「予定変更を検討中」は10.0%で、計25.4%が予定変更または予定変更を検討中と回答し、特に若年層ほど割合は高かった。
GWの予定を変更した(検討中)と答えた人に、変更した(しようとしている)ものを問うと、「国内旅行」が52.0%で最多。以下、「帰省」が29.9%、「その他」が24.4%、「海外旅行」が11.8%、「ライブ」・「スポーツ観戦」が同率の8.7%と続いた。今年のGWは子どもや孫に会えない人が多くなると想定され、同調査では「経済だけではなく精神的なマイナスの影響も大きいのではないだろうか」と懸念している。