きょう16日に放送されるNHK BSプレミアムの番組『ダークサイドミステリー』(21:00~21:59)では、「八甲田山遭難事件 運命の100時間~兵士たちは何に敗れたのか~」と題し、八甲田山・雪中行軍遭難事件を特集する。
映画などで知られる、八甲田山・雪中行軍遭難事件(明治35年)。陸軍青森第5連隊210人のうち199人が死亡した、世界最大級の遭難事故だ。往復約40km、1泊2日で終わるはずの短い旅程で、なぜ9割以上の死者が出たのか。
そこには、「もう少し頑張れば行ける」という“平地の常識”があり、それが元で雪山の罠にとらわれ、不眠不休で道に迷い続ける悪循環へ陥った。
彼らの精神と肉体に何が起こったのか。現代の雪山のプロが語る、極限状態を生き延びるすべとは。屈強な組織でさえ無力にする雪山の真の恐怖を、徹底的に解明する。
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