JR貨物は15日、「東京レールゲートWEST」「東京レールゲートEAST」に続くマルチテナント型物流施設の第3弾として、札幌貨物ターミナル駅構内に「DPL札幌レールゲート」を大和ハウスとの共同事業として運営していくと発表した。
北海道内最大級の物流施設となる「DPL札幌レールゲート」は、鉄筋コンクリート造り3階建ての施設として、2020年6月の着工、2022年5月の竣工を予定している。札幌貨物ターミナル駅構内に設置することにより、鉄道コンテナ輸送を組み合わせた総合物流サービスの提供が可能になる。
「DPL札幌レールゲート」では、北海道の暮らしと産業を支える物資の集積と、日本の食料供給にきわめて重要な北海道産品の発送の一端を担うことができると考え、このような取組みを通じ、「JR貨物グループ中期経営計画2023」に掲げる「総合物流企業への進化」の実現を加速化していくとのこと。