FCAジャパンは4月18日、「Fiat Panda(フィアット・パンダ)」に、快適装備を充実させた限定車「Panda Comfort(パンダ・コンフォート)」を設定し、90台限定で販売する。
スクエアを基調としながらも丸みを帯びたデザイン(スクワークル)と、そのコンパクトなサイズからは想像できない居住性や実用性を兼ね備えた「フィアット・パンダ」は、1980年の初代の誕生から40年にわたり、時代や世代を超えて人々に愛されている。今回の限定車は、日々のドライブに役立つ装備を充実させることで、 “使えるクルマ"として定評あるパンダの特徴に磨きが掛けられているという。
ベース車である「パンダ・イージー」に備わるATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(デュアロジック)やチューナー付USBオーディオプレイヤー、キーレスエントリーといった従来の装備に加え、フルオートエアコン、シートヒーター(前席)、車庫入れ時に重宝するリアパーキングセンサーが特別装備され、より快適にドライブを楽しむことができる。さらにベース車に比べ1インチ小さい14インチアルミホイール(タイヤサイズは175/65R14)を装備することで、乗り心地が向上している。
ボディカラーには、通常は設定のないコロッセオグレー(メタリックグレー)を採用。車内はブラック/レッドの2トーンシート・インテリアにより彩りが増している。クルマに個性を求めながらも、毎日の使いやすさや快適性も重視したい。そんな欲張りなニーズにぴったりな1台となる。
メーカー希望小売価格は、234万円(税込)。ワンランク上の装備や特別なボディカラーを採用しているにもかかわらず、車両価格はベース車に対して10万円高と購入しやすい設定とした。