お笑いタレントの東野幸治が、12日に放送されたラジオ番組『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送/毎週日曜16:00~17:30)にゲスト出演し、パーソナリティを務める笑福亭鶴瓶との共演エピソードを披露した。

東野幸治

東野は若手時代、鶴瓶とフジテレビ系の特番で初めて共演。当時を振り返り、「めちゃくちゃだった。俺がディレクターやったら、あんなやつ絶対使いませんから(笑)」と語った。

「トミーズ雅さんの、ホノルルマラソンでの感動のゴール中継のときに、僕が手づかみでおひつからお米を食べてたんですよ(笑)」と番組での様子を説明した東野。

鶴瓶は「こいつの頭、パーンって叩いて、『お前、ええかげんにせえよ!』って言ったら、『関係あるかー! 腹減っとんじゃ!』言うて。ほんまは怒らなあかんねんけど、おかしくて(笑)」と述懐し、「お前、ようコンプライアンスをくぐってここまで来たな」と褒めた。

すると東野は「いや、僕は本当に奇跡の芸人やと思う」と自賛し、「僕の中では“鶴瓶イズム”っていうのがあるんですよ。鶴瓶さんも若いときめちゃくちゃやったし。40過ぎてお酒に弱かったり」と語った。

さらに東野は、鶴瓶と若手時代の極楽とんぼ・加藤浩次が共演した話を持ち出して、「鶴瓶さんがフリースローのシュートを打とうとしているところで、(加藤が)いきなり後ろに行って、鶴瓶さんの頭にバスケットボールをボーンと投げたんですよ。スタジオ中がシーンってなったんですよ」と回顧。

続けて「もう1回フリースローするときに、『鶴瓶さんがもう1回来いっていう合図してくれたんです』って、(加藤が)もう1回投げた」と話した。

鶴瓶が「『腹減っとんじゃ!』のあの意気、それから顔面に当てよった意気。それがおかしいから、めっちゃわろてもうたんや」と言うと、東野は「だから、同じラインですよ。極楽の加藤と僕は。鶴瓶さんに拾われたっていうか。あれから『いいとも』とかも出るようになったし。鶴瓶さんとからんで、笑ってくれたら認められてるみたいな」と感謝した。