Yahoo! JAPANはこのほど、ヤフー・データソリューションにて平日朝8時~10時の都心3区・名古屋市中区・大阪市北区・福岡市博多区の区外からの来訪者推計を公表した。

  • 緊急事態宣言が出ている3大都市圏のうち、東京の都心3区が最も減少

同推計は、各都市圏で通勤者の多い都心3区と、名古屋市中区、大阪市北区、福岡市博多区の平日朝の通勤時間帯の区外からの来訪者の推計値を20年2月3~7日を100として推移を可視化したもの。

緊急事態宣言が出ている3大都市圏のうち東京の都心3区が最も減少しており、宣言後の8日は2月3~7日に対し、39~46%となった。大阪市北区は66%、福岡市博多区は63%で、宣言の出ていない名古屋市中区は76%だった。

同データは、Yahoo! JAPANが提供するアプリ上で位置情報の提供に同意したデータを元に同社が推計。今回公開したデータを含め、ヤフー・データソリューションは、ユーザーのデータを統計データとしたうえで、分析からわかったことを提供するサービスとなっている。

同社では、今後も新型コロナウイルス感染症対策やその影響の分析に役立つ調査レポートの発信を行っていく予定としている。