ヤマハは4月13日、英語での歌声にも対応するデジタル音楽教材「ボーカロイド教育版II for iPad」を発売する。年額版と無期限版が用意され、価格はそれぞれ税込6,000円、20,000円(20個以上同時購入でライセンス1件あたり10,000円)。
歌声合成ソフト「VOCALOID」を学校教育用に最適化したソフトウェア。メロディーをブロックのように並べて、歌詞を入力していく直感的なスタイルで歌づくりができる点を特徴とする。音程や長さがわかりやすく、ICT機器に不慣れな先生でも安心して指導が行なえ、楽譜の苦手な子どもにも最適だとする。
新バージョンとして、英語の女声(CYBER DIVA)を追加し、2020年から実施される教育改革と英語教育の連動性を考慮。また現場から要望の多かった打楽器の音色を10種類追加し、小学校低学年向けには歌づくりだけではなく、リズムの学びにも活かせるよう進化させたという。
動作環境はiOS 11.4 以降、iPad OS 13 以降を搭載したiPad(第5世代以降)、iPad Air、iPad mini(第4世代以降)、iPad Pro。