これからの開放的なシーズンに向けて、ますます楽しさを増すドライブ。現実は折からの新型コロナウイルス騒動で移動が制約され、気ままなドライブデートもままならない状況だが、ここは我慢のしどころだろう。
さて、本来は心躍るドライブデートだが、相手の振る舞いでとたんに気分が萎えてしまったという経験はないだろうか。今回は、マイナビニュース会員303人にアンケートを実施し、「ドライブデートで腹が立つこと」について聞いた。
Q.あなたはドライブデートをしたことがありますか?
「ある」(81.2%)
「ない」(18.8%)
Q.あなたの性別を教えてください
「男性」(32.1%)
「女性」(67.9%)
Q.ドライブデートのとき、男性に対して腹立たしいと思うのはどんなことですか?(複数選択可)
1位「運転が荒い」(35.9%)
2位「運転が下手」(34.7%)
3位「車内がタバコくさい」(30.5%)
4位「車内の芳香剤がきつい」(24.0%)
5位「車・車内の装飾がダサい」(22.8%)
6位「特にない」(6.0%)
7位「その他」(2.4%)
Q.ドライブデートのとき、女性に対して腹立たしいと思うのはどんなことですか?(複数選択可)
1位「ずっとスマホを見ている」(46.8%)
2位「運転に対する指摘・文句」(25.3%)
3位「寝る」(22.8%)
3位「特にない」(22.8%)
5位「食べ物を車内にこぼす」(17.7%)
6位「うるさい」(12.7%)
7位「ナビをしてくれない」(6.3%)
8位「その他」(5.1%)
■総評
調査の結果、ドライブデートをしたことがある人の割合は81.2%と、8割以上がドライブデートの経験者であることがわかった。男女別では、男性は68.1%、女性では9割近い89.7%がドライブデートをしたことがあると回答。なお今回のアンケート全体では、男性が32.1%、女性67.9%と、全体の約3分の2が女性回答者となっている。
女性に対して、「ドライブデートのとき、男性に対して腹立たしいと思うのはどんなことですか?(複数選択可)」と聞いた。1位は、35.9%が挙げた「運転が荒い」となった。以下、2位「運転が下手」(34.7%)、3位「車内がタバコくさい」(30.5%)、4位「車内の芳香剤がきつい」(24.0%)、5位「車・車内の装飾がダサい」(22.8%)と続く。
まず運転のマナーや技術に対する不満があり、そのあとに車内の環境についてのマイナス点が続く感じだろうか。やや大袈裟に言えば、ドライブはいわば自分の命をドライバーに預けることでもある。その意味では、安全・安心な運転を求める気持ちは至極当然のものだと言えるだろう。
一方、男性に対しても、ドライブデートのとき女性に対して腹立たしいと思うことを聞いている。こちらは、1位「ずっとスマホを見ている」(46.8%)、2位「運転に対する指摘・文句」(25.3%)、3位「寝る」(22.8%)がトップ3。同率3位の「特にない」を挟んで、5位「食べ物を車内にこぼす」(17.7%)、6位「うるさい」(12.7%)、7位「ナビをしてくれない」(6.3%)の順番となった。
男性にとっての女性に対しての不満は、「共感力の欠如」という言葉で言い表せられるかもしれない。細心の注意を払い、神経を遣って運転をしている隣でスマホに見入っていたり、寝ていたり、あるいは運転に対する文句や不満を言われたら頭に来ることもあるだろう。長時間の運転に対する労いの言葉や、積極的にナビをしてくれるなどの態度を示してくれれば、ドライブの疲れもだいぶ和らぐのではと思える。
なお余談ではあるが、男性・女性にドライブデート時の相手に対する不満を聞いた中で、ほぼ例外なく「男性がドライバーで、女性が助手席に座っている」ことを前提に回答が寄せられていたことは印象的だ。女性が運転をして、男性が目的地に連れて行ってもらうドライブデートだってあってもいいと思うのだが、どうも現状はそうはなってはいないようだ。
今回のアンケートでは、「一緒にドライブデートしたい芸能人」も聞いている。回答をしてくれた100人あまりが挙げてくれた芸能人はさまざまだが、ここでは3人以上が支持した名前を記しておこう。「綾瀬はるか」(7人)、「佐藤健」(6人)、「新垣結衣」(5人)、「大泉洋」(3人)、「山崎賢人」(3人)。
中には「永野芽郁。彼女は運転もうまいし一緒にいてほっこりできると思う。最近一番のあこがれの存在」や、「芸能人は渋谷に行くと注目されてしまうので、一緒に行きたい人はいません」といった意見もあった。
調査時期: 2020年4月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 303人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません