昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「5爺さん」篇が、13日から全国で放送される。
今回は、闇討ちのようにさっそうと現れる5人の爺さんたちに三太郎が圧倒されるストーリー。三太郎が寝ているところに、「何かが」「すごい勢いで」「やってくる」という三太郎のナレーションが流れる中、三太郎のもとへ誰かがすごい勢いで向かってくる。
その気配に気付いた三太郎たちは、闇討ちかと思って臨戦態勢をとり、ふすまを開けてみると、そこに現れたのは桃爺(笹野高史)とその4人の兄弟。意外な人物に、桃太郎(松田翔太)は「桃爺?」と声をかけ、浦島太郎(桐谷健太)も「だけじゃなくて」、金太郎(濱田岳)も「1、2、3、4、5人の爺さん?」と呼びかける。
桃爺は「5人合わせて5爺」と返しながら、手をつなぎ光り輝く5爺。突然のことに顔を覆う三太郎だが、5爺は続けて「制限のない自由な世界へ」(桃爺)、「5爺!」(5爺)と叫び、光を発しながら三太郎に近づいてきます。しかし気付いたときには三太郎の目の前には誰もおらず、「それが自由な世界の始まりだった」という桃太郎のナレーションでCMは幕を閉じる。
現場のスタジオには、アクロバットをする爺さん役、桃爺と手をつなぐ爺さん役、偽笹野を演じる爺さん役と、多様な爺さん役の俳優さんが10人も集結。5役演じた笹野の撮影時間は9時間もかかり、前回の「4人の爺さん」篇同様、今回もカメラの前で監督と共に作 り込みが行われた。