お笑いタレントの明石家さんまが、11日に放送されたMBSラジオの番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土曜22:00~)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、出演者の間にアクリル板が設置されていることを明かした。
さんまは冒頭、「今日は変な感じで。いつもと違う。前にアクリル板があって、実験用のハムスターみたい。全員仕切ってあって、アクリル板を置くことで人って遠く感じるんだ」とアクリル板の感想をコメント。いつもとは違う環境ながら、「ラジオができるだけで我々は幸せ」と話した。
そして、「俺たちも来来週あたりからスタジオどうしようって、今相談にフジテレビさんなんかは来て、どういう収録の仕方をするかずっと打ち合わせをしていた」と明かし、「ほとんど収録禁止になっているから」とテレビ番組への影響に言及。「64年間生きてきて初めての経験なので、これから先も読めないし、いかにこの状況を楽しむかという勝負で」と語った。
また、「こういうことになった場合、バラエティ、お笑いは何の役にも立たないということがまた改めて…」とさんま。「うちの師匠が昔よく、『お笑いなんかいらんからな。何の役にも立たない商売やから。それを踏まえてやれよ』って。人間生活の中ではいらない商売」と言うも、「ただ、笑うことは非常に免疫力を高める」とも話した。