ファーウェイ・ジャパンが3月16日に発表した5G対応スマートフォン「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」において、NTTドコモ、au、ソフトバンクの5G通信に対応するアップデートの配信が始まった。発表時点で、「5G」はソフトウェア更新により対応予定となっていた。
アップデートはユーザーの端末に順次配信され、アップデートのファイルサイズは約581MB。更新後のソフトウェアバージョンは、既存の「LIO-N29 10.0.0.126」から、「LIO-N29 10.0.0.136」。Wi-Fi環境でのアップデートを推奨しており、端末のバッテリーが50%以上残っている状態でアップデートを実行することや、実行前に写真・動画・連絡帳などの個人データをバックアップすることを呼びかけている。
HUAWEI Mate 30 Pro 5Gは、6.53インチ有機ELディスプレイ(2,400×1,176ドット)を搭載したスマートフォン。米国政府による措置のため、Googleのサービスは搭載されていない。OSはAndroid 10をベースにしたEMUI10。3月28日から先行販売が行われ、一般販売は4月中旬を予定している。推定市場価格は128,800円(税別)。