俳優の鈴木拡樹が主演を務める、映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』(5月29日公開)の本ポスター、及び予告編が11日、公開された。
同作は東映と東映ビデオが立ち上げた、映画と舞台を完全連動させるプロジェクト『東映ムビ×ステ』の第2弾。映画版は鈴木、舞台版は崎山つばさが主演を務める。江戸市中で探偵業を営む久坂幻士郎(鈴木)は豊臣家に仕えた高名な傀儡子の息子。死神・十蘭(安井謙太郎)と契約関係にある『死神遣い』でもあり、吉原の大遊廓で“遊女連続殺人事件”に関わっていく。また、舞台では吉原遊廓の惣名主を父にもつ侠客のリーダー庄司新之助(崎山)と、死神・十蘭が大暴れする。
予告編では、探偵業を営む幻士郎がコミカルな表情で登場し、相棒である死神・十蘭と“簡単”な人探しの仕事をするはずが、どんどん面倒なことに巻き込まれていく。後半には倒れこむ侠客・新之助や、幻士郎を呼ぶお藤(鈴木絢音)の切ない声、さらには涙を流す十蘭の姿も映し出された。また崎山が歌い、作詞も務めた主題歌「幻想人」(げんそうびと 作曲/編曲:出口遼)も本予告で解禁となった。
本ポスターでは、幻士郎がお茶目な表情を見せ、彼の後ろにはこちら側を見つめる十蘭と、力強く吠える新之助、さらに伏し目がちに佇む美しいお藤の姿が見える。