京浜急行電鉄は、りんかい線品川シーサイド駅近くで建設を進めていた大規模マンション「プライムパークス品川シーサイド」の「ザ・タワー」(817戸)と「ザ・レジデンス」(335戸)の引渡しを終え、プロジェクトを完了したと発表した。

  • プライムパークス品川シーサイド「ザ・タワー」

「プライムパークス品川シーサイド」は、京急電鉄が再開発を予定している品川駅西口の複合ビル「シナガワグース」や、JR東日本が計画している品川開発プロジェクトの予定地にも近く、都心エリアや羽田空港へのアクセスにも優れた立地に建設された。

このうち、地上29階建て、全817戸の「ザ・タワー」は、京急電鉄が分譲する1棟建てマンションとしては最大規模。3室のゲストルームやライブラリーコーナー、オーナーズスタジオなどの共用施設を備える。地上15階建ての「ザ・レジデンス」は全335戸で、ゲストルームやコミュニティスタジオなどを備える。

  • プライムパークス品川シーサイド「ザ・レジデンス」

京急電鉄は長期経営計画において、品川・羽田と連携した開発を行い、不動産事業を成長させることを盛り込んでおり、今後も沿線を中心に分譲マンション事業などを展開することで、沿線の活性化を進めたいとしている。