「Wovn Technologies(ウォーブンテクノロジーズ)」はこのほど、自社が提供するウェブサイト多言語化ソリューション「ウォーブン・ドットアイオー」が京浜急行電鉄の公式サイト内運行情報バナーに導入されたと発表した。
「ウォーブン・ドットアイオー」は、ウェブサイトやアプリを最大40言語に多言語化できる機能を持つ。大手企業など1万5,000サイト以上の導入実績があり、京急電鉄ウェブサイトへの導入により、従来の多言語運行情報では対応しきれなかったダイヤ乱れの予想や有事の際の運転再開見込みなど、より細かな情報を柔軟に伝えることができるようになる。外国人旅行者もリアルタイムに運行情報を取得できるようになるため、運行情報を加味した経路の検索が可能になるという。
京急電鉄は「日本の玄関口」である羽田空港第3ターミナル駅を有することから、外国人旅行者への対応を積極的に進めており、外国語が話せるコンシェルジュの配置、通訳デバイス「ポケトーク」の配備、Wi-Fiサービスの提供などに取り組んできた。今後も外国人旅行者の増加を見越し、鉄道利用の利便性向上に取り組む。