JR東日本、ジェイアール東日本ビルディング、東京ガスの3社は、品川開発プロジェクトのエネルギー供給とエネルギーマネジメントを行う新会社「えきまちエナジークリエイト」を設立したと発表した。
品川開発プロジェクト(第1期)は、品川駅北側の品川車両基地跡地などを4つの街区に分け、オフィス、商業施設、ホテル、文化創造施設等をつくる大規模開発計画。2024年度のまちびらきに向け、先進的な環境・エネルギー技術を取り入れたまちづくりをめざしており、太陽熱や地中熱を給湯や空調などに活用するほか、食品廃棄物を活用したバイオガスシステムや燃料電池などを導入予定としている。
JR東日本グループでは、省エネルギー・省CO2化を積極的に推進する上で、熱供給事業やエネルギーマネジメントのノウハウを蓄積している東京ガスとの協働が適切と判断したという。「えきまちエナジークリエイト」の資本金は4億9,500万円、出資比率はJR東日本が70%、ジェイアール東日本ビルディングと東京ガスは各15%とされている。