Netflixが4月23日から全世界独占配信を開始する、オリジナルアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」。その攻殻シリーズの人気キャラクター・タチコマが同作の配信に先がけ、Twitter絵文字として期間限定で登場している。また、“SAC_2045バージョン”のタチコマの設定画も新たに公開された。
「攻殻機動隊 SAC_2045」は、神山健治と荒牧伸志のダブル監督による、攻殻シリーズ史上初の新作フル3DCGアニメ。自ら考えて自律的に動く、多脚思考戦車“タチコマ”(CV:玉川砂記子)は、新作でも公安9課のメンバーと共に戦い、抜群のコンビネーションで大活躍する。
そんなタチコマが4月9日から3カ月間の期間限定で、Twitterの絵文字となって登場。ハッシュタグ「#攻殻機動隊SAC_2045」や、「#GhostInTheShellSAC_2045」、「#渋谷攻殻」、「#タチコマ」、「#tachikoma」のいずれかで登場する仕組みで、全世界配信を前に「Twitterで一足早くタチコマと電脳空間にダイブしてみて欲しい」とのこと。
なお、「攻殻機動隊 SAC_2045」に登場するタチコマは、高さ1.3m、幅2m、奥行2.2メートルで従来のサイズよりもひとまわりコンパクトになり、“バトーがギリギリ乗れるサイズ”に生まれ変わった。本編でも第一話からバトーとの息の合った掛け合いに加え、激しい銃撃戦を含む見応えあるアクションシーンで登場するそうだ。
また、新作の配信を記念して制作された“実物大タチコマ”が3月に生配信番組で披露されると、監督やキャスト陣も、細部に渡る忠実さを絶賛したという。
「攻殻機動隊 SAC_2045」のあらすじ
2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争「サスティナブル・ウォー」へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。
内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子と、バトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。
そんな草薙率いる部隊の前に、「ポスト・ヒューマン」と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される――。