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【この記事のエキスパート】
料理家:Bibi
元国際線客室乗務員。学生時代の海外留学やCAとして海外を行き来した中で、出会ったもの、目にしたものや味わったもの等の経験を活かしたレシピを作成、料理教室「Aoiro to Ruriiro」を主宰している。
六本木卵料理専門店eggcellentの人気スイーツ‘エッグタルト’のレシピ開発をはじめ、企業やレストランのレシピ開発、メニュー考案を担当、インスタグラム運営代行の経験を持つ。
自宅教室では、ランチタイムカフェ、パンの販売、ケータリング、出張料理等幅広く活動している。2児の母。
北海道名物ジンギスカンを家庭やアウトドアで楽しむために必要なのがジンギスカン鍋です。中央が盛り上がり下に置いた野菜に肉の油を落としながら焼けるよう独特な形状をしています。使い捨てやコンロ・IH対応など種類もさまざま。この記事ではジンギスカン鍋の選び方とおすすめ商品を紹介します。
まずは選び方のポイントをチェック!
ジンギスカン鍋の選び方
ジンギスカンといったら北海道の名物。ラム肉を焼く専用の「ジンギスカン鍋」は中央が盛り上がったドーム状になっており、端にはくぼみがあるのでラムの脂が落ちやすくなっています。この専用鍋を使用することで、ラムと一緒に食べる野菜がよい具合に蒸されておいしく味わえるのです。
鍋の種類には南部鉄器を使用した本格的な鉄鍋からお手入れがカンタンなアルミ製やIH対応のタイプまで豊富にあります。まずは、ジンギスカン鍋の選び方をおさえておきましょう! ポイントは下記。
【1】サイズ
【2】用途に合った鍋のタイプ
【3】対応の熱源
【4】「鉄」が長く使えて便利
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズで選ぶ
ジンギスカン鍋はひとり用の15cm程度のものから30cm以上のものまでさまざまな大きさのものがあり、ジンギスカンを食べる人数やテーブルの大きさなどによって選ぶことができます。
1~2人で楽しむ|22cm前後
ひとり暮らしの方や夫婦が自宅でかんたんにジンギスカンを楽しむのにおすすめなのが、22cm前後のサイズ。
一般的なものよりひとまわり小さくてお手入れもラクです。ドーム状の部分にラム肉をしっかりと敷き詰めたほうが本格的に食べている感じがでますが、大きめサイズで敷き詰めると食べきれないなんてことも。22cmサイズなら全体に具材を敷き詰めたとしても適量となり、見た目もよいです。
大人数で楽しむ|28cm以上
家族や友達が集まったときなど3~4人で楽しみたい場合におすすめなのが、28cm前後のサイズ。28cmサイズのものはお店で使用されているものと同じサイズで、家庭向けとしてもよく販売されています。
サイズも大きめなので安定感もあり、大人数でたくさん食べるときにはぴったりです。
【2】使い勝手にあわせて鍋のタイプを選ぶ
ひとくちにジンギスカン鍋といってもさまざまな種類があり、直火が直接あたる「穴あきタイプ」、一回きりで捨てられる「使い捨てタイプ」、通常よりも深さがある「深型」などがあげられます。ここでは、シチュエーションごとにあったジンギスカン鍋のタイプをご紹介します。
穴あきタイプ|屋外で本格的な雰囲気が楽しめる
屋外でバーベキューをするときにぜひ使用してもらいたいタイプのジンギスカン鍋が、穴あきタイプです。本格的にジンギスカンを楽しみたいという人にぴったりで、七輪などで炭火焼きをするときにおすすめです。
ドーム状になった部分に細長い穴が空いているため、直火で炙った炭火風味のラム肉を堪能することができます。また、溶けた脂が炭火に落ちてラム肉の芳ばしい香りを楽しむこともできます。カセットコンロタイプではコンロに脂が落ちてしまうので、野外でジンギスカンを食べるときのみご使用ください。
使い捨てタイプ|使う頻度が少ない方に
ジンギスカンを食べたいけれど脂が気になってお手入れが面倒な人にぴったりなのが使い捨てタイプです。使い捨てのジンギスカンプレートなら10枚セットなどで販売しており、独特なドーム状を忠実に再現してあります。
アルミ製なので持ち運びも手軽にできるメリットだけではなく、一般的なアルミプレートよりも強度がしっかりとしているので安心して使用することができます。
深型タイプ|多人数で楽しみたい場合に
多人数で囲むなら、大きめサイズで少し深いタイプのジンギスカン鍋がおすすめ。ジンギスカンは中央でお肉を焼き、お肉から流れ出る脂が斜面を落ちて溝に溜まるように作られています。ある程度深さがあればたっぷりの野菜を入れられ、その野菜がラムの油を吸ってより旨みを楽しめます。
また、深型はたっぷりのタレにつけたラム肉を焼くときにもぴったり。深さがある分、汁があふれることがありません。
【3】対応の熱源で選ぶ
ジンギスカン鍋がどんな熱源に対応しているかもチェックしましょう。IH対応やガスコンロなど直火のみOKのものなどさまざまです。ここでは、それぞれの鍋の利点などもあわせて特徴をご紹介します。
IH調理器対応|IHコンロしかない場合は要チェック
IHクッキングヒーターのご家庭の場合は、IHに対応したものを選びましょう。今住んでいる家がガスコンロだとしても、長く使いたい場合は引っ越しなどの可能性も考え、IHにも対応しているものを購入するのがよいでしょう。
また、IHはガスコンロに比べると火力が弱い傾向にあるので、熱伝導率の高い鉄製のジンギスカン鍋を選ぶとよいでしょう。
ガス火・カセットコンロ|電源がない場所でも使用できる
自宅で使用するときやアウトドアでもカセットコンロを使用する人は多いかと思います。手軽にジンギスカンを楽しみたいときや、テーブルで鍋を囲って楽しみたいときにはカセットコンロ・ガス火対応のものを選びましょう。
カセットコンロはガスに比べると火力は弱くなりますが、熱の伝わりがいいのでご家庭でもじゅうぶんに楽しむことができます。今後、アウトドアなどで使う可能性があるのであればこちらのタイプを買うのが手堅いです。
【4】素材は「鉄」が長く使えて便利
ジンギスカン鍋のおもな素材は、鉄やフッ素加工されたアルミニウムです。そのほかにもホーロータイプや陶器タイプなどがありますが、耐久性にすぐれているのは鉄素材のものです。
鉄素材以外のものは安価で購入しやすいというメリットはありますが、欠けたり変形してしまうというデメリットもあります。鉄素材のものでも1,000円台から購入できますし、長い目で見ると断然お得です。
ポイント1|熱伝導率が高くしっかりと火がとおる
鉄製の鍋を選ぶメリットとして熱伝導率の高さがあります。鉄は熱伝導率が高く、短時間で均等に鍋全体に熱が伝わるため、焼きムラがほとんどありません。はじめてご家庭でジンギスカンを楽しむときでも安心して使用することができます。
ジンギスカンは鍋全体に敷き詰めて焼くため、しっかりと鍋全体に熱が伝わることが重要です。また、鉄製は肉が鍋にくっつきにくいというメリットもあります。
ポイント2|お手入れもカンタン
ジンギスカン鍋として一般的な素材の鉄製の鍋は、しっかりお手入れすることで長く愛用できます。まずはじめに購入してきたときに軽く空焚きをしながら油を全体に塗っておきます。この「油慣らし」という一手間をかけることで、長く使用することができます。
使用後の洗い方は、余熱が残っている間にお湯で洗い、最後に軽く油を塗って保管しましょう。つい洗剤を使いたくなりますが、鉄鍋には禁物。油をなじませて育てていくことで使いやすくなるのです。
>> 料理家からのワンポイントアドバイス
【エキスパートのコメント】
ジンギスカン鍋の素材に着目して選ぼう!
お鍋の形状と食材がきっちり決まっているのがジンギスカンです。ジンギスカン鍋を選ぶときには、素材に注目してください。鉄やホーロー、フッ素加工など、こまかなニーズに応じたラインナップが取りそろえられています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)