フォーキャッシュは4月10日、「投資に関するアンケート」の結果を発表した。調査日は2020年4月8日、有効回答は200人(10~60代)。
約6割が「コロナショックで損失」
現在何かの投資をしているか尋ねると、「している」が105人、「していない」が95人と、ほぼ半数に分かれた。投資を始めた時期については、「2~5年以内」が40人、「1年以内」が30人、「10年以上前」が18人、「5~10年以内」が16人、「コロナショック後(3月~)」が2人と、5年以内に始めた人が約7割を占めた。
メインの投資先を聞くと、1位「株式」(40人)、2位「投資信託」(30人)、3位「FX」・「仮想通貨」・「その他」(各11人)、6位「不動産」(3人)となった。
3月のコロナショックで資産(4月8日時点)はどうなったか質問すると、約6割(66人)が「損失が出た」と回答。現物保有がメインの投資先と推察されるが、現物の場合は「今回のコロナショックで利益を出すのはなかなか難しいので当然の結果」(フォーキャッシュ)とのこと。一方、「変わらない」は26人、「利益が出た」は13人だった。
今後投資を検討している人は約7割(76人)。検討している投資先は、「株式」が40人と最も多く、以下、「投資信託」が16人、「FX」が12人、「その他」が8人、「仮想通貨」が4人、「不動産」が3人と続いた。
最後に投資のイメージを問うと、「難しい」が圧倒的に多く152人。次いで「資産形成」が82人、「儲かる」が34人、「楽しい」が21人、「借金」が20人となった。同調査では、「借金よりも資産形成のイメージが多いことで、投資のイメージやリスクを抑えた投資が浸透している」と分析している。