米Googleは4月8日(現地時間)、クラウドゲーミングプラットフォーム「Stadia」の有料版「Stadia Pro」を2カ月無料で提供すると発表した。新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えるなか、家族や友人などとコミュニケーションをとる手段の1つだとしている。

対象国は現在サービスを提供している14カ国で、日本は含まれない。Stadiaはベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、イギリス、アメカで提供中。

  • STADIAのトップページ。上部に2カ月無料が告知されている

Stadiaは、WebブラウザChromeが動作する環境で、クラウドからのストリーミングで高品質なゲームをPCやタブレット、テレビ、スマートフォンなどで楽しめるサービス。専用コントローラー「Stadia controller」も用意されている。

サインアップすると2カ月分のStadia Proを無料で利用でき、GRIDやDestiny 2: The Collection、Thumperなど9つのゲームが無料でプレイできる。料金の支払いで他のゲームも購入可能。すでにStadia Pro有料会員の場合は、2カ月分の料金が請求されない。なお、サービス提供にあたってはインターネットの負荷を低減するため、一時的にデフォルトの画面解像度を4Kから1080pに変更している。