幸楽苑ホールディングスは4月9日、地域活性化を目的としたご当地ラーメン企画第1弾「酒田のふわとろワンタンメン」(税込740円)を全国の「幸楽苑」店舗で発売した。販売は7月8日まで。
今回開催するのは、現地へ行かなくても本場の味を楽しむことができるご当地ラーメン企画。第一弾は、山形県酒田市発祥の「酒田のラーメン」をテーマにした。酒田のラーメンは、港町らしく豊富な海鮮を使った魚介系だしを基本に、豚コツや鶏ガラなどの動物系ダシも加えたすっきり醤油味のスープが特長だという。
「酒田のふわとろワンタンメン」を開発するにあたり、同社では実際に現地に赴き、「酒田のラーメンを考える会」に素材選定や調理方法など含めて全面的に監修を受けたとのこと。本場の味を実現するため、開発期間に数カ月かけたという。
また、地域の活性化を促進するため、素材は地産地消を考慮したこだわりの食材を使用した。こうして開発した同商品は、酒田市・丸山至市長の推薦ラーメンとなっている。
同商品のスープには国産のイワシ煮干しや、飛び魚干しを使用した。凝縮した魚介の旨味が楽しめるという。ワンタンや麺は、本場の酒田のラーメンでも使用している素材と調理方法を用いて旨味と食感を再現した。具には、2019年に好評だった「平田牧場コラボ Wチャーシューめん」の平田牧場の三元豚を使用したチャーシューをトッピングしている。