ヤフーが提供する事業者向けサービス、データソリューションは、「緊急事態宣言」に関連してヤフーで4月6日に検索されたキーワードに関するショートレポートを公開。新型コロナウイルス感染症に関する影響分析などに役立てる目的で公開した。

「緊急事態宣言」を含む検索キーワードの検索ランキングでは、緊急事態宣言の内容を調べる「緊急事態宣言とは」がトップとなったほか、「仕事」や「保育園」など生活に関わるワードが上位に挙げられた。また、「対象地域」や地名を合わせた検索も多かった。

  • 「緊急事態宣言」を含む検索キーワードのランキング (出典:ヤフー・データソリューション)

このほか、「緊急事態宣言」と一緒に検索されることが多かったキーワード同士(2つまで)の関係性については、保育や学校などの施設がどうなるか、理髪店や美容院の状況がどうかなどが調べられていた。また「家庭-準備」や「リスト-買い物-備蓄」など、準備が必要かどうかを調べる傾向もあったという。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている事態を踏まえ、2020年4月7日に安倍首相は「緊急事態宣言」を行った。対象は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都道府県。