BMWは「1シリーズ」のクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「118d」を日本で発売した。新開発の2.0L直列4気筒エンジンを搭載する1シリーズの新顔は、最高出力150ps(110kW)、最大トルク350Nmの性能を発揮する。グレードは4種類で価格は385万円~451万円だ。
価格は385万円から
1シリーズはBMWで最もコンパクトなモデル。昨年のフルモデルチェンジを機に、従来の後輪駆動(FR)から前輪駆動(FF)へと駆動方式を変更したことでも話題を呼んだクルマだ。FFへの変更により、室内空間は先代モデルよりも広くなった。技術的には、日本初導入となるタイヤスリップ・コントロール・システム「ARB」の採用や、運転支援機能(リバース・アシストなど)の標準装備といった点が注目ポイントだ。
118dは先代モデル比でCO2排出量を約5%削減。燃費は1Lあたり16.7キロ(WLTCモード)となる。デザインはガソリンエンジン搭載の1シリーズと基本的に同じだが、パワフルなディーゼルエンジンを象徴すべく、リアの左右に径90mmのエキゾースト・テールパイプを装備している。
グレードは「BMW 118d Play Edition Joy+」(385万円)、「BMW 118d M Sport Edition Joy+」(423万円)、「BMW 118d Play」(413万円)、「BMW 118d M Sport」(451万円)の4種類。通常モデルから一部の装備内容を変更した「Edition Joy+」をラインアップすることで、ディーゼルエンジン搭載モデルの価格を抑えている。