お笑いタレントのバカリズムが原案・脚本を手がけるドラマ『住住(すむすむ』(全6話)が、18日からHuluで配信されることが3日、明らかになった。毎週土曜に1話ずつ配信する。

(左手前から)バカリズム、若林正恭、水川あさみ、日村勇紀

このドラマは、17年1月期に日本テレビで放送・Huluで先行配信され、バカリズム、二階堂ふみ、若林正恭(オードリー)が実名で出演。マンションの一室で繰り広げる日常が展開された。今作は、バカリズム、若林に、日村勇紀(バナナマン)、水川あさみが、実名で参加する。

舞台は、バカリズムが執筆業のために借りている都内某マンションの一室、通称“作業場”。バカリズムがひとりデスクに向かっていると、日村や若林がふらりとやって来て、執筆の邪魔を開始。そんな中、近所に住む水川も、“作業場”に入り浸るようになり…。

今回はバカリズムだけでなく、出演者全員が既婚者。日村は18年に、若林と水川はバカリズムと同じ昨年結婚した。日常をテーマにしている作品だけに、結婚後のプライベートも想像しながら楽しむことができる。

バカリズムは「今回の『住住』では僕の仕事部屋を再現していて、置いてある物もほぼ同じなので、ある意味個人情報が丸出しです。日村さんとは20年以上の付き合いで、一緒に住んでいたこともあるので、こういう形で共演できることに感動しています」とコメント。「前回に引き続き若林さんも一緒で、今回はお互いが結婚したこともあり、多少空気感が変わるかと思っていましたが特に変わりはなく、相変わらず同じようなやりとりをしています。今回、新しく加わった水川さんはこれまで何度もご一緒させていただいていますが、普段から明るくてなによりゲラなのでいつも現場を楽しい空気にしてくれます」と現場の様子を語る。

日村は「若林よりも、ヒデ(バカリズム)のことはよく知ってるので、負けたくないな(笑)。そういえば、出演者みんな結婚してるんですよね。実際も仲が良いメンバーが集まって、こういう作品ができるのは楽しいし、ヒデの仕事部屋でワンシチュエーションで撮影するのも面白いので、クスッと笑いながら観ていただければなと思います」とアピール。

水川は「バカリさんの脚本の作品には何度か参加させてもらっていますが、毎回楽しく演じています。今回も、こういう日常的になんでもない話やくだらないやりとりってするよなぁと何度も吹き出しました。ノンフィクションだけどフィクションというか、『これって演じてるの?どっちなの?』って思わせることができたら、ヨシッ!って感じですね(笑)」と語る。

バカリズムとは『生田家の朝』でもタッグを組んだ日本テレビの小田玲奈プロデューサーは「わざわざドラマにするまでもないようなことを、あえてドラマにする。例えば『誰かおならした?』『背中に手届く?』『コンビニじゃんけんしよう』…日常のこと過ぎて笑っちゃう、それがこのドラマの魅力。『特に何も起きない集まり』がまさかこんな尊いものになるなんて、脚本を作っているとき、撮っているとき、思いもしなかったです。日常の大切さを再確認する、今やる意味のあるドラマだと思います」と見どころを話している。

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