メルセデス・ベンツ日本は「Eクラス」の特別仕様車「ローレウスエディション」の受注を開始した。この仕様では「AMGスタイリングパッケージ」や携帯電話の「ワイヤレスチャージング機能」、「ヘッドアップディスプレイ」などが標準装備となる。
専用のバッジがセンターコンソールに!
メルセデス・ベンツの「Eクラス」は、世界で累計1,400万台以上を販売してきた同社の看板モデルだ。1947年の「W136/191型」以来、常に時代に先がけた革新的な技術を取り入れ、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた。クリーンディーゼルエンジンを用いたプラグインハイブリッド(PHV)モデル「E350de」の登場も記憶に新しい。
新たにEクラスのラインアップに加わる特別仕様車は、「E 200 ローレウスエディション」「E 200 4MATICローレウスエディション」「E 220 dローレウスエディション」の3モデル。それぞれのモデルでセダンあるいはステーションワゴンのボディタイプが選べる。クロスオーバーモデル「オールテレイン」(E220d 4MATIC オールテレイン)にもローレウスエディションが登場する。
この特別仕様車は、スポーティーなエクステリアを演出する「AMGスタイリングパッケージ」、Qi規格対応機種の携帯電話を無線充電できる「ワイヤレスチャージング機能」、運転中に視線の動きを抑えつつ車速などを確認できる「ヘッドアップディスプレイ」を標準装備する。センターコンソールには「Laureus」のロゴがデザインされたバッジを装着。さらには、上質で滑らかな肌触りのナッパレザー内装やシートヒーター(後席)、ブルメスターと共同開発したサラウンドサウンドシステムなどを追加できる「エクスクルーシブパッケージ」をオプションとして設定する。
価格はセダンの「E 200 ローレウスエディション」が755万円、同「E 200 4MATIC ローレウス エディション」が778万円、「E 220 d ローレウスエディション」が777万円。ワゴンだと、それぞれ約55万円の上乗せとなる。クロスオーバーモデル「E 220 d 4MATIC オールテレイン ローレウスエディション」は912万円だ。納車は2020年4月から順次実施の予定。