京阪ホールディングスは京阪電気鉄道の開業110周年を受け、このほど「開業110周年記念シンボルマーク」を制定。京阪電気鉄道は記念ヘッドマークの掲出や「京阪電車 開業110周年記念乗車券」の発売など、開業110周年を記念したさまざまなイベントを開催すると発表した。
京阪ホールディングスの前身であり、「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一を創立委員長として設立された京阪電気鉄道は、1910(明治43)年4月15日に天満橋~五条間で鉄道営業を開始。2020年4月15日に開業110周年を迎える。
記念ヘッドマークは4月15日から6月30日まで、京阪線の8000系全10編成と大津線の600形(613-614)・700形(707-708)に掲出。「京阪電車 開業110周年記念乗車券」は4月15日から6月30日まで発売され、期間中の好きな1日に京阪線全線と石清水八幡宮参道ケーブルが乗降り自由となる。中之島駅、淀屋橋駅、天満橋駅、京橋駅、守口市駅、寝屋川市駅、香里園駅、枚方市駅、樟葉駅、中書島駅、丹波橋駅、祇園四条駅、三条駅、出町柳駅にて、1,300円(大人用のみ)で5,000枚を発売。なくなり次第、終了となる。
オリジナルグッズとして、「京阪電車 開業110周年記念 注染手ぬぐい」(1,700円)、「京阪電車 開業110周年記念 珪藻土コースター」(700円)、「京阪電車 開業110周年記念 クリアファイル」(400円)も制作。4月15日以降に開催する各種販売会で発売する。
京阪グループは他にも開業110周年記念イベントを企画しており、110年の長い歴史で積み重ねてきた「誇り」、社員が潜在的に持っている京阪グループへの「愛着」を込めて制定した「開業110周年記念シンボルマーク」がイベントPR等に使用される。