女優の桜庭ななみが、6月6日スタートの東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『13(サーティーン)』(毎週土曜23:40~ ※全4話)に主演することが1日、明らかになった。

  • 桜庭ななみ(右は、演じる主人公・百合亜)

このドラマは、英・BBCで大ヒットした『サーティーン/13 誘拐事件ファイル』が原作。13歳の時に行方不明となった少女・百合亜だが、13年後、突如家族のもとに戻ってきた彼女を待っていたのは、バラバラになっていた家族。そんな百合亜の言動は、周囲の人々を翻ろうし、その運命を狂わせていく…。

今作について、「私にとってもチャレンジングなので、1シーン1シーンどこまでも深く、しっかり自分の中に入れてお芝居をしていきたいです」という桜庭。「台本では、それぞれのキャラクターの気持ちの行き違いの心情が細かく描かれていて面白いなと思いました。何より、脚本家の 浅野妙子さんが描くストーリーは毎話早く続きが観たくなるような展開になっているので、私も視聴者の皆さまに『次も観たい!』と思ってもらえるようなお芝居ができるよう頑張ります」と意気込む。

また、「『過去は取り戻せなくても前に進むことはできる!』ということを教えてくれる作品だと思います。とにかくハラハラドキドキしながら、 最後の結末まで楽しんでいただきたいです。百合亜のつかみどころのない魅力を、しっかり表現します」と呼びかけた。

遠山圭介プロデューサーは「彼女の理不尽な運命を考えると胸が締め付けられる思いですが、同時に“生き抜く”と決意する彼女の意志と芯の強さに心を打たれ、改めて人間の強さを感じさせられます。想像を絶するつらい思いを抱えながら、それでも必死で前を向こうとする矢先に発生する第二の事件。その事件に立ち向かい、不条理と闘おうとする百合亜の姿は、必ずや視聴者の皆さんの胸に響くはずです」と話している。

  • 13年ぶりに戻った自宅で、思わず手づかみでケーキを食べる百合亜(右)