ソニーは3月31日、多様なデザイン業務をソニーグループ外の顧客に提供する新会社「ソニーデザインコンサルティング株式会社」を、2020年4月1日付で設立すると発表した。
ソニーのインハウスデザイン部門であるクリエイティブセンターは、1961年に発足。製品やサービスのデザイン、コンセプト開発、デザインによる経営戦略の可視化、ブランドコミュニケーションデザイン、テクノロジーを活用した体験デザイン、デザイン経営のための組織マネジメントなどをソニーグループで提供してきた。
2014年からは社外の顧客にも、一部のデザイン業務の提供を開始しているが、さらなるサービスの拡充のため、新会社「ソニーデザインコンサルティング」を立ち上げた。デザイン視点のソリューション提供を通じて、顧客の新たな事業機会の創出などに取り組む。ソニー100%出資の子会社となり、代表取締役社長には長谷川豊氏が就任する。
ソニーデザインコンサルティングが提供するサービスの概要は以下の通り。
- デザインコンサルティング
経営戦略の可視化、デザインによる事業課題の解決・価値創造、ブランドコミュニケーション、クリエイティブディレクション - デザインマネジメント
デザイン組織のマネジメント、デザイン評価やKPIなどのツール提供、クリエイティブ人材の教育 - デザインサービス
プロダクトデザイン、ユーザーインターフェイスデザイン、グラフィックデザイン、その他デザイン業務